今やコンパクトカーの主力モデルとなっているトールワゴン、普通のコンパクトカーではちょっと狭い、かといって小型ミニバンでは大げさ…こんな需要に応えるのが可能なことから人気が高まっているわけですが、日産でこのコンパクト・トールワゴンとして初めて発売されたのがキューブでした。
ここでは日産・キューブの自動車としての魅力に迫ってみたいと思います。

※ご注意
ここでは日産・キューブの自動車としての具体的な性能(動力性能や走行性能など)とこの車を自動車メーカーがどういう風に作り、どういった形で販売しているのかということについてだけ書かれており、個人の好みやセンスによって評価が変わるボディ形状やエクステリアデザイン、インテリアデザインなどには一切触れていません。
そういったことを知りたい方は、自動車メーカーのWebカタログやウィキペディアをご参照ください。

日産キューブ

画像引用元:日産:キューブ [ CUBE ] コンパクトカー

日産初のコンパクト・トールワゴン、日産・キューブはマーチベースだった

日産 キューブ トールワゴン

当時は「ワゴン」といえばワンボックスワゴンやミニバン、ステーションワゴンといった比較的ボディサイズが大きく、キャビン寸法も大きく取られているモデルがほとんどであったことから…

「全長4メートルにも満たない小さなボディを持つ車をワゴンと呼ぶのは妥当ではない」

というような評価が下されてしまっていたのですが、それまでのワゴンとしての使い方ではなく、あくまでもハッチバックモデルやセダンモデルの延長上にある車として扱えば、キャビンは空間的に広く感じることができますし、ラゲッジスペースも広くとれることから荷物もたくさん載せられるという形でかなり使い勝手が良い車となります。

こういった形で現在のトールワゴン人気、スーパーハイトワゴン人気が出来上がったわけですが、その創成期に作られたのがこのキューブであるわけです。

キューブの初代モデルは1998年に作られたのですが、このモデルは単独での設計によって作られたものではなく当時、日産のコンパクトカーとして安定した人気を持っていたマーチをベースにして作られたいわゆる「派生モデル」として発売されました。

ベースとなったのは1992年から発売されていたマーチの2代目モデルK11型で、このモデルのプラットフォームをそっくり使って作られており、エンジンもマーチに搭載されていたエンジンバリ―ションの中から1.3リッターNAエンジンだけを抜粋する形での採用となっていました。
これが初代モデルのZ10型ですが、このモデルはベース車両のマーチであるマーチの雰囲気を持ったまま全高を高くしただけのようなデザインが取られていて比較的とっつきやすい車だったことから広く好まれていました。

しかし2002年のモデルチェンジによって発売された2代目モデルはファッショナブルでありながら、かなり個性の強い「癖のある」デザインを持つ車となってしまいました。
中身は初代モデルの時と同じようにマーチをベースとしたもの(マーチもモデルチェンジしてK12型となる)とされていましたが、デザインが大きく変わっていたのです。

それもそのはず、このモデルから車作りのほとんどが日産を傘下に収めたルノーによって行われていたのです。
ベースモデルとなったK12型マーチもそうですが、日本のマーケットの動向、好みをまったく知らないルノーが理想を追求し、自国のセンスだけで作ってしまったことから、日本人の嗜好から見るととんでもない車が仕上がってしまったわけです。
K12型マーチが後々言われることになる「日産3大醜車」に含まれるところまではいきませんでしたが、かなり特徴的なデザインから「好き・嫌い」がはっきり出る車になってしまいました。

2008年のモデルチェンジで現行モデル(2019年5月時点)となるZ12型が発売されますが、ボディのデザインは相変わらずルノーの影響が強く、先代モデルのデザインにも増して癖の強いものとなってしまいました。
前モデルの流れをくむのは、なにもボディのデザインだけではなく、実はプラットフォームやエンジンに関しても前もモデルのものが流用され、プラットフォームはZ11型キューブで使っていたマーチ譲りのBプラットフォームのホイールベースを伸ばしたものを使い、エンジンも前モデルでマイナーチェンジ以降のモデルに採用された1.5リッターNAエンジンが搭載されることとなったのです。

日産・キューブのこれまでの出来事

●初代モデル Z10型 1998年2月発売

・1999年 日産がルノーグループの子会社になる
・1999年 マイナーチェンジ CGA3DE型エンジンへ置換、4WDモデルの追加
・2000年 マイナーチェンジ デザインの小変更
・2001年 プレミアムガソリン仕様のCGA3DE型エンジン搭載

●2代目モデル Z11型 2002年10月発売

・2003年 派生モデル「キューブ・キュービック」の発売
・2005年 マイナーチェンジ デザインの小変更 1.5リッターエンジンモデルの追加
・2007年 マイナーチェンジ デザインの小変更 「ライダー」の廃止(同年10月に復活)

●3代目モデル Z12型 2008年11月発売

・2012年 マイナーチェンジ 「ライダー パフォーマンススペック」「アクシス」の追加
・2014年 4WDモデルの廃止
・2017年 「15X Vセレクション マイキューブ」の追加
・2018年 「アクシス」の廃止

日産・キューブが属するカテゴリー

●車格:大衆コンパクトカー
●用途・目的:生活車
●車両カテゴリー:トールワゴン
●エンジン排気量クラス:1.5リッタークラス

日産・キューブのオーナー層

●年齢層:18歳ぐらいから50歳ぐらいまで
女性ドライバーに限っては70歳ぐらいまで
●性別:若年層=男性が多め 中高齢者層=女性が多め
●経済力:大衆層 低収入層
●その他:若年層のドレスアップ目的のベース車両としての需要もある

日産・キューブの車体の構成・選択肢

●パワーユニット
・1.5リッターNAガソリンエンジン

●トランスミッション
・CVT

●エンジン・ドライブトレーンレイアウト
・FF

●サスペンション構造
・フロントサスペンション:マクファーソンストラット(コイルスプリング)
・リヤサスペンション:トーションビーム(コイルスプリング)

●ブレーキシステム
・フロント:ベンチレーテッドディスク ディスクブレーキ
・リヤ:リーディングトレーリング ドラムブレーキ

●ベースモデル
・あり…K12型マーチ

●兄弟車
・あり…K12型マーチ

日産・キューブのモデル構成とグレード構成

日産 キューブ モデル構成
日産・キューブには2つのモデルが設定されています。

・標準モデル
・ドレスアップモデル

標準モデル

このモデルには3つのグレードと1つのサブグレードが用意されています。

・15X グレード(2WD)
・15X Vセレクション グレード(2WD)
・15X Vセレクション マイキューブ グレード(2WD)
・15G グレード(2WD)

●「15X」グレードの主な装備

・175/65サイズタイヤ
・15インチ×5.5JJ スチールホイール ホイールキャップ、
・UVカット断熱機能付プライバシーリヤドアガラス
・UVカット断熱機能付プライバシーリヤサイドガラス
・UVカット断熱機能付プライバシーバックドアガラス
・マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ
・電動格納式リモコンカラードドアミラー
・本革巻3本スポークステアリング
・プッシュエンジンスターター
・インテリジェントキー
・マニュアルエアコン
・2スピーカー
・アイドリングストップ
・ブレーキアシスト

●「15X Vセレクション」グレードの主な装備

「15X」グレードの装備に加えて…

・フロントフォグランプ風タウンランプ
・インテリジェントオートライトシステム
・インテリジェントエアコンシステム
・外気温度計
・4スピーカー
・メッキインナードアハンドル
・後席アシストグリップ

が追加されています。

●「15X Vセレクション マイキューブ」グレードの主な装備

「15X Vセレクション」グレードの装備に加えて…

・バイキセノンヘッドランプ
・日産オリジナルナビ取付パッケージ
・インテリアデザインの選択肢
  ヴィンテージキャメルインテリア
  ロルブーインテリア
  コダワリブラウンインテリア
  インディゴブルーインテリア
  ラウンジブラウンインテリア

が追加されています。

●「15G」グレードの主な装備

「15X Vセレクション」グレードの装備に加えて…

・バイキセノンヘッドランプ
・6スピーカー
・運転席アシストグリップ
・195/55サイズタイヤ
・16インチ×6J アルミホイール
・SRSカーテンエアバッグシステム

が追加されています。

ドレスアップモデル

このドレスアップモデルは「ライダー」と呼ばれるもので、日産の特装車部門であるオーテックジャパンが製作したものです。
スポーティーなイメージが与えられていますが、動力性能や走行性能が向上するようなチューニングは一切されていませんので、スポーツモデルやスポーティーモデルではなく、単なるドレスアップモデルとなります。

グレード構成はなくモノグレードとなります。

・ライダー グレード(2WD)

●「ライダー」グレードの主な装備

このグレードは、標準モデルにある「15X」グレードの装備に以下のようなパーツを採用した形で作られています。

・バイキセノンヘッドランプ
・専用シルバー色塗装エアコン吹き出し口フィニッシャー
・インテリジェントエアコンシステム
・4スピーカー
・専用ニットシート生地
・メッキインナードアハンドル
・専用ダーククロムフロントグリル
・専用フロントバンパー
・専用ダーククロムバンパーグリル
・専用サイドシルプロテクター
・専用リヤバンパー
・専用ダークエンブレム
・専用デザイン16インチ×6Jアルミホイール
・195/55サイズタイヤ
・専用HKS製スポーツマフラー
・専用バンパーフィニッシャー
・専用ルーフスポイラー

この中で唯一、動力性能に関わるパーツとしてHKS製のスポーツマフラーが採用されていますが、「スポーツマフラー」といっても名ばかりでパワーアップもトルクアップもしない排気音だけが若干太くなっているだけのいわゆる「サウンドチューン志向の車検対応マフラー」といえるものです。

日産・キューブに搭載されるパワーユニットと動力性能

日産 キューブ 動力性能
日産・キューブには 全モデル共通のパワーユニットが1つだけ用意されています。

●1.5リッターNAエンジン

・エンジン型式:HR15DE型
・エンジン排気量:1,498cc
・シリンダー配列:直列
・シリンダー数:4気筒
・バルブ構造:DOHC16バルブ
・燃料供給:ポート噴射
・過給器:なし

◆スペック

・最大出力:111ps/6,000rpm
・最大トルク:15.1kgf・m/4,000rpm

・1リッターあたりのパワー:約74ps
・パワーウェイトレシオ:約10.9kg/ps

※パワーユニットの評価:★☆☆☆☆(1)

このエンジンは、マーチのNISMOモデルの「NISMO S」グレードに採用されているものと同じですが、ECUのプログラムデータの違いによって、燃料噴射量や点火タイミング、バルブタイミングが違うため、パワーで5ps、トルクで0.8kgf・mほどスペックが低くなっています。

とはいってもキューブはスポーツモデルでもありませんし速さを競うような車ではないため、これくらいのパワーでも不自由はありません。

日産・キューブに採用されているトランスミッション

●CVT
パワーユニットが1つならば、トランスミッションも一つだけとなります。

このCVTは日産では「エクストロニックCVT」と呼んでいるものでアウトプット側の二段変速の副変速機を備えるタイプの副変速機付きCVTです。
副変速機がつくことでCVT自体をコンパクトに作ることができ、更に変速幅も広くとることができるのですが構造が複雑になることから故障が多く出ています。

ノートやマーチに搭載されているCVTと構造も変速幅も全く同じものです。

※トランスミッションの評価:★☆☆☆☆(1)

日産・キューブの走行性能を決める構造

日産・キューブのボディ剛性を決めるプラットフォーム・シャシー

ベースモデルとなっているマーチは2010年にモデルチェンジされ、その際に古いタイプのプラットフォーム、Bプラットフォームから設計が新しいVプラットフォームへと変更されていますが、それよりももっと前の2008年にモデルチェンジされて以来、一度もモデルチェンジされていないキューブでは、マーチの3代目モデルで使われていたBプラットフォームのシャシーのホイールベースを延長させたものが現在でも使われています。

Bプラットフォームはもともと廉価小型モデル用のプラットフォームとして開発されたもので、コストをかけないで作ることを想定した設計となっていたため、ギリギリの剛性しか持つことができません。

フレームやシャシーの剛性が弱いということは走行中のタイヤから入力や縦G、横Gによって常に車体が変形しているということになるわけで、場合によってサスペンションが衝撃を吸収する前にボディが変形して吸収してしまうこともありうるのです。
これによって乗り心地はよくなりますが、サスペンションがきちんと仕事をすることができないため、ロードホールディング性が低下し、走行性能全般が悪くなってしまいます。

キューブにおいてもそういったことが言えますが、大衆コンパクト・トールワゴンとしてみれば、まずまずといったところではないでしょうか。

※ボディ剛性の評価:★☆☆☆☆(1)

日産・キューブの走りの質を決めるサスペンション構造

フロントにマクファーソンストラット、リヤにトーションビームという組み合わせはまさに低コストのFFモデルに採用されるもので、決して良いとは言えないサスペンション構造といえるでしょう。

路面のデコボコを拾わないようにするためのサスペンション構造、まさに「緩衝構造」というべきものです。

※サスペンション構造の評価:★☆☆☆☆(1)

日産・キューブのストッピングパワーを生み出すブレーキシステム

フロントブレーキは一応、ベンチレーテッドディスクを使ったディスクブレーキですのでいいですが、リヤブレーキとしてドラムブレーキが採用されているところが少々気になります。

ただ、この車は大衆コンパクト・トールワゴンでいわば生活車であるため、激しいブレーキングを繰り返し行うようなこともないでしょうし、車両重量も1.2トン程度で比較的軽いことから、ドラムブレーキでも十分な制動力を得ることができています。
問題ないかと思います。

※ブレーキシステムの評価:★★☆☆☆(2)

日産・キューブの燃費性能

日産 キューブ 燃費
キューブは低燃費を狙ったエコカーでもありませんしハイブリッドシステムを搭載するハイブリッドモデルでもありません。
そして、ボクシーで全高の高いボディはそもそも低燃費を狙うことに向かないものですから、そういった車と比較してしまえば燃費性能がいいとは言えません。

日産・キューブのカタログ燃費と実燃費

●標準モデル
・カタログ燃費(JC08モード):最大19.0km/L
・実燃費:約15km/L

※燃費性能の評価:★★☆☆☆(2)

●ドレスアップモデル
・カタログ燃費(JC08モード):最大17km/L(非公表)
・実燃費:約13km/L

※燃費性能の評価:★★☆☆☆(2)

ドレスアップモデルのライダーには、燃費性能を低下させる要因としてエアロパーツ風のエクステリアパーツが付けられています。
それによって空気抵抗が増えてしまい、標準モデルよりわずかに燃費性能が低くなってしまっています。

日産・キューブに採用されている低燃費装備

・連続可変バルブタイミング機構
・CVT
・オルタネーター制御
・電動パワーステアリング
・アイドリングストップ機構

低燃費装備にしても取り立てて特別なものはなく、すべての量産車に採用されているといっていいようなものだけとなっています。

日産・キューブのライバルモデル比較

日産・キューブのライバルとなるのはポルテ・スペイド兄弟車

キューブのライバルモデルとしてよく取り上げられたモデルがありました。
それがダイハツ生産モデルのトヨタ・bBです。
しかし、そのモデルは「やんちゃな車」として扱われるようになったことによる販売不振から2016年に生産終了になってしまいました。
そこでbB以外で1.5リッターNAエンジンを搭載したコンパクト・トールワゴンはないかと探してみたら…ありました、bBと同じトヨタから発売されているポルテ・スペイド兄弟車です。

この兄弟車は、もともとは販売チャネル違いの兄弟車でしたが、現在ではトヨタの販売店が統合した形となったことから、単にポルテは女性向けモデル、スペイドは男性向けモデルとして販売されるようになったモデルです。
このモデルはヴィッツベースの派生モデルで1.5リッターNAエンジン搭載モデルがあるためbB亡き後のキューブのライバルモデルとなります。

●日産・キューブの概要
・カテゴリー:トールワゴン
・車格:小型モデル
・エンジン排気量:1.5リッター
・エンジン形式:HR15DE型

●ポルテ・スペイド兄弟車の概要
・カテゴリー:トールワゴン
・車格:小型モデル
・エンジン排気量:1.5リッター
・エンジン形式:2NR-FKE型

日産・キューブと××のパワースペック比較

●日産・キューブ

HR15DE型(1.5リッター直列4気筒DOHC NAエンジン)

・最大出力:111ps/6,000rpm
・最大トルク:15.1kgf・m

●ポルテ・スペイド兄弟車(FFモデル)

2NR-FKE型(1.5リッター直列4気筒DOHC NAエンジン)

・最大出力:109ps/6,000rpm
・最大トルク:13.9kgf・m/4,400rpm

※パワースペック比較結果

パワー、トルク共にキューブの方が上回りますので、動力性能としてはキューブの勝ちとなります。

日産・キューブとポルテ・スペイド兄弟車の燃費性能比較

●日産・キューブ
・カタログ燃費(JC08モード):最大19.0km/L
・実燃費:約15km/L

●ポルテ・スペイド兄弟車(FFモデル)
・カタログ燃費(JC08モード):最大22.2km/L
・実燃費:約15km/L

※燃費性能比較結果

カタログ燃費で比較してみると圧倒的にポルテ・スペイド兄弟車の方が勝っていますが、トヨタのカタログ燃費は文字通りで受け入れるのに難があり、実燃費の平均で比べてみると同じ数字となりました。

よって、燃費性能は互角といっていいでしょう。

日産・キューブとポルテ・スペイド兄弟車の販売価格帯比較

ここでは全モデルの販売価格で比較してみたいと思います。

●日産・キューブ

約162万円~約203万円

●ポルテ・スペイド兄弟車(スペイド)

約183万円~約213万円

※販売価格帯比較結果

どちらも同じような金額となりますが、キューブの高額帯はライダーという特別なモデルの価格ですので高くなっても当然といえ、対してポルテ・スペイド兄弟車の高額帯はキューブにはない4WDモデルとなりますので、こちらも多少値が張っても当然といえます。

仮に両車ともFFの標準モデル同士だけで比較してみると

●日産・キューブ

約162万円~約199万円

●ポルテ・スペイド兄弟車(スペイド)

約183万円~約198万円

といった形で同等レベルの価格帯であることがよくわかります。

まとめ

まとめ

2019年5月時点で、生産開始からかれこれ11年が経過するキューブ、そろそろいろいろな意味で古さが目立つようになってきましたが、噂では2019年とか2020年頃にモデルチェンジされるようです。
その噂を鵜呑みにするのであれば、e-POWERシステム搭載の小型ミニバンとして発売されるとのことですが、真意のほどはさておき、とりあえずモデルチェンジを急いで、違うカテゴリーの車になった方がいいかもしれません。

ここまで見てきてお分かりのように自動車としての性能はかなり低く、見た目的にもいい意味で「インパクトのある」デザインを採用していることから好き嫌いがわかれる、そして何よりも人気車種のマーチやノートとかぶっているため、これ以上同じコンセプト、同じカテゴリーで販売しても販売数を伸ばすのは難しいのではないかと思います。

小型ミニバンでも何でもいいですので、まったく違う車として発売されるのを期待したいと思います。
残念ですが、この車はあまりおすすめできません。

※総合評価:★★☆☆☆(2)

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